ふるさと納税 ふるラボ|控除上限シミュレーターの使い方(カンタン3分)

まずは控除上限を押さえれば、寄附の“攻めと守り”が一気に明確に
ここでは、ふるラボ等の上限シミュレーターで「年収・家族構成・社会保険」などを入れるだけで目安額を出す手順をスマホ前提で解説します
返礼品選びは最後に実質額=税込+送料−還元で最小化しましょう
【結論】
① 最初に控除上限を出す→寄附計画を決める
② 年内寄附はワンストップ(5自治体以内)or 確定申告
③ 返礼品は実質額(税込+送料−還元)で最終判断
なぜ最初に上限を出すか
- 上限を超えた分は自己負担になるため、計画開始時に把握が必須
- 年末締切(ワンストップ1/10提出、確定申告2〜3月)から逆算して寄附
- 実質額を見ながら分割寄附にすると在庫や配送も最適化できる
実践ステップ(3分)
- ① シミュ開始:年収・給与形態・家族構成・社会保険料を入力
- ② 控除に影響する項目(住宅ローン控除・配偶者/扶養・医療費控除等)をチェック
- ③ 試算上限の8〜9割を目安に計画(安全マージン)
- ④ 人気カテゴリ→実質額比較→決済上乗せで寄附
年収別の上限目安(参考)
| 年収の目安 | 家族構成例 | 上限の目安(税込) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 独身/共働き(扶養なし) | 約4〜5万円 | 社会保険料や各控除で変動 |
| 600万円 | 配偶者あり(共働きでない) | 約6〜8万円 | 配偶者控除の有無で変動 |
| 800万円 | 配偶者+子1人(扶養) | 約10〜12万円 | 住宅ローン控除年は要再試算 |
| 1,000万円 | 配偶者+子2人(扶養) | 約12〜15万円 | 課税所得・住民税で差 |
注意点と再試算のコツ
- 上限は年収だけでなく課税所得(各種控除後)で決まります。
- 年途中の昇給・出産・扶養変更・副業収入などがあれば必ず再試算。
- 表記・比較は税込、返礼品判断は実質額=税込+送料−還元で統一。
よくある質問(控除上限)
Q. 上限を超えたらどうなる? ▼
A. 超過分は自己負担になります。年内の寄附合計が上限を超えないよう、こまめに再試算してください。
Q. 住宅ローン控除の年は? ▼
A. 所得税が減るぶん、住民税側の控除余地などに影響します。住宅ローン控除額を入れて再シミュしましょう。
まとめ
- 最初に控除上限→安全マージンを取って寄附計画
- 変動があればその都度再試算
- 返礼品は実質額=税込+送料−還元で最終判断
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