【コンタクトレンズ】BC・DIA・含水率の選び方|まずは“今、合っている数値の近傍”+乾燥体質で微調整

「BCって何を意味する?」
「DIAはどれが自然?」
「乾燥するタイプは含水率どうする?」
「失敗しない数値変更の順番は?」
こうした不安を、本記事で整理します。
基本は“今合っているBC/DIAの近傍”を起点に、乾燥体質×装用時間へ合わせて素材(低含水/高酸素)や設計を微調整
購入判断は税込で統一し、送料と還元(ポイント/クーポン)まで含めた実質額で比較しましょう(クーポン併用)
【結論】
スタートは“今合っているBC/DIAの近傍”。乾燥体質なら低含水 or 高酸素(シリコン系)を第一候補に
うるおい重視は高含水+保湿設計、長時間装用は高酸素が外しにくい
理由:快適さ=「フィット」×「酸素」×「涙質との相性」
- フィット(BC/DIA):合わないとズレ・乾燥感・見え方の甘さにつながる
- 酸素(素材・Dk/t):長時間装用やPC作業では高酸素の恩恵が大きい(詳細)
- 涙質と含水率:低含水は蒸発に強く、高含水は装用感が柔らかい傾向
まず知っておくべき数値の意味
- BC(Base Curve):レンズのカーブ。数字が小さいほど“きつめ”。今合っている数値に近いほうが安定
- DIA(Diameter):直径。大きすぎるとゴロつきや乾燥感の一因に。印象(着色径)にも影響
- 含水率:レンズ内の水分割合。乾燥体質は低含水、装用感重視は高含水+保湿が目安
まず試す順(シンプル指針)
- ① BC/DIAの近傍から : BCは±0.1〜0.2、DIAは近い値で
- ② 素材・含水の切替 : 乾燥は低含水 or 高酸素/装用感は高含水+保湿
- ③ 用途で設計 : PC・屋外・スポーツなど特化設計を優先(PC向け/UVカット/スポーツ向け)
- ④ 合わない時 : 同度数で別設計へローテ。症状別はぼやけ/かゆい/充血/外れないを参照
早見表:悩み別
| 悩み | 推奨アプローチ | 理由 | 関連記事 |
|---|---|---|---|
| 夕方に乾く | 低含水 or 高酸素 | 蒸発抑制/酸素供給 | 低含水/高酸素 |
| ズレやすい | BC/DIAを近傍に戻す | フィット改善 | BC8.6前後の合うモデル |
| 装用感が硬い | 高含水+保湿設計 | 装用感の改善 | 高含水 |
| 印象UPしたい | DIA14.6/15.0 | フチ強調・着色径 | 14.6mm/15.0mm |
最短で合う “ミス防止”
- 数値は小刻みに : BC±0.1〜0.2、DIA近傍で
- 乾燥体質 : 低含水 or 高酸素から優先的に
- 印象優先 : DIAを大幅に上げる前に装用感を確認
- 症状メモ : 違和感は症状別ページで切り分け
よくある質問
Q. BCを0.1変えると何が起きる? ▼
A. フィット感が微妙に変わり、ズレやゴロつきの感じ方が変化します。まずは現在快適なBC近傍(±0.1〜0.2)から試すのが安全です。
Q. DIAが大きいと乾燥しやすい? ▼
A. 個人差はありますが、大きすぎるDIAはまばたき・涙の循環に影響し、乾燥感につながる場合があります。まずは近いDIAで微調整してください。
Q. 乾燥には低含水と高酸素、どちらが先? ▼
A. 現在の数値近傍(BC/DIA)を守りつつ片方から。長時間装用が多いなら高酸素(シリコン系)、短時間で装用感が気になるなら低含水からが目安です(高酸素特集)。
まとめ
- 起点は今合っているBC/DIAの近傍。大きく動かさない
- 乾燥体質は低含水 or 高酸素で微調整
- 用途別に設計を選び、合わなければ同度数で別設計へローテ
- 購入は税込+送料−還元の実質額で判断(価格比較・クーポン)
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注意事項:本記事は一般的な選び方の整理です。最新の在庫・価格・送料は公式情報をご確認ください。コンタクトレンズは高度管理医療機器です。違和感がある場合や数値変更時は中止し、医療機関へ。